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【戦国時代 軍師伝レビュー】


先日、岡野監督から御連絡を頂きました。

御連絡の内容は今制作している新しい戦国シミュレーションゲームがほぼ完成したので、
そのテストプレイさせて頂けるとのお申出でした。
勿論お断りする理由もなく、待ち合わせのうえプレイさせて頂きました。

早速DSにROMを装着して、起動しますと今回の開発・発売元の「tasuke」のロゴ。
その後重厚なBGMと共に、DSの上の画面に大きく「戦国時代 Vol.2軍師伝」のタイトルが現れました。
今回は軍師伝のプレイした感想をさせてもらいます。

まずは大まかなレビューを項目に分けて行います。

【オープニングデモ】
・今回「戦国時代」にはオープニングデモはありませんでした。おそらくDS-ROMの容量の問題だったのでしょう。
 まあ元々不如帰のオープニングデモもROMの容量が余ったからだったので・・・。

【BGM】
・前作のテクノポップ敵な軽快なBGMとは違い、重厚なBGMです。
 最初は慣れ親しんだBGMでないのに、違和感を感じたのですが、
 プレイしていくうちに気にならなくなりました。特にメイン画面の音楽は秀逸でした。

【グラフィック】
・シンプルなカラーと良い感じでデフォルメされた不如帰とは違い、艶やかな色使いが印象深いです。
 特に今回は直線的な線がまったく無いのが印象的です。
 戦闘シーンでコミカルニ動いたキャラクタはなくなり、代わりに戦闘シーンを描いた
 絵が何パターンかありランダムに表示されます。
 武将のグラフィックは劇画漫画チックといったところでしょうか。不如帰よりは色の濃淡がはっきりしています。

【ゲームのテンポ】
・不如帰らしい展開の速いゲームです。初級編なら慣れれば5〜7時間ほどで統一できるのではないでしょうか。
 特に経略と戦闘で無駄に時間がかからないのは、前作と同じで嬉しい点でした。

【戦闘】
・今作の野戦は不如帰よりも士気に左右されます。
 まず地形効果によって戦闘の開始から士気が減少することが多々あります。
 このことによって、伊勢長島、紀伊、伊賀、飛騨などの弱小勢力を、
 信長が簡単に攻め滅ぼせなかったのをプレイヤーも実感できると思います。
 
 さらに陣形の選択も不如帰のように、中盤までは「挟み撃ち」を主に選択。
 終盤大勢力になったら「包囲」でゴリ押しという、流れプレイは難しいような気がしました。

 特徴的なのは、今回武将によって戦闘スキルを持っていて、それが連発すると
 あっという間に士気が減り、小勢力でも大勢力に勝利することが可能です。
 ちなみに武田家と対戦したときは、スキルを連発されて大変でした。
 
 実際「戦国時代」は戦闘の基本的なシステムやインターフェースは変わっていませんが、
 上記のような士気の変化や新要素の為、今回慣れるのに一番苦労するところかもしれません。
 
【武将について】
・今回はどの武将にもスキルがついていて、不如帰のように「昌幸・秀吉・光秀・半兵衛・如水」といった武将ばかり
 使うといったことが少なくなりそうです。実際、私はよく知らなかった武将がスキルで
「戦闘系スキル + 捨てガマリ + 茶会」という物凄い有益なスキルを持っていたのを知った時は、
 「こいつ使える!!」と驚き、その後も大事に使い続けました。
 他にも地味な武将が朝廷工作のプロだったりと、本当にむげに出来ません。

 今作はこういった隠れた名将やスキルを探すのも、楽しみのひとつになると思います。

【まとめ】
・最初はオープニングデモがなく、BGMや武将グラフィックそして合戦の細かい違いなどで、
 不如帰っぽくないゲームなのかなと戸惑いました。

 でも慣れてくるとBGMやグラフィックの違いは気にならなくなりましたし、
 不如帰の持ち味だったゲーム進行の速さはそのままに、武将のスキルや従属大名や同盟国の扱いが
 より細かくなった点などの新しい要素がふんだんにあったりと、楽しいゲームでした。
 何よりゲームを進めれば進めるほど不如帰だなと納得できるのではないでしょうか。

 次回は実際のプレイに合わせて、各フェイズごとにもう少し細かいレビューを行いたいと思います。